2013年4月24日水曜日

 『ジョーズ』(Jaws)-音響効果が与える恐怖-




音響効果---映画の世界には、スクリーン=映像とともに、絶対欠かせないものだ。



アナログからデジタルサウンドへと、音響効果もその技術の進歩は、目を見張るものがあるが、


かれこれ40年近く前のこの映画、忘れられない。



1975年、スティーヴン・スピルバーグ監督による、



 『ジョーズ』(Jaws)



だ。






平和なビーチを襲う巨大人食いサメ(ホオジロザメ)の恐怖と、それに立ち向う人々を描いた作品。スリラー映画、ホラー映画、パニック映画など様々なジャンル分けがなされる。


スティーヴン・スピルバーグの名前を全世界に浸透させたひとつである。




改めてここに記す必要がないほど、有名になった映画だが、やはりなんといっても、あのテーマ曲が流れると、今でも背筋がゾッとする。








アメリカ東海岸に位置する海辺の田舎町・アミティの浜辺に、女性の遺体が打ち上げられた。


町の警察署長マーティン・ブロディ(ロイ・シャイダー)(Martin Brody)は、死因を「サメによる襲撃」と断定。ビーチを遊泳禁止にしようとするが、夏の観光で成り立つ町の有力者はこれを拒否。対応の遅れから、少年が第2の犠牲者となる。





ブロディは地元の漁師クイントを雇い、サメ退治を提案。ブロディ、フーパー、クイントの3人は、サメ退治のため大海原へ乗り出す。


 しかし、現れたホオジロザメのサイズは、彼らの予想をはるかに上回るものであった。


ブロディ達と巨大ザメとの激闘が始まる・・・・・・









はじめはスローテンポで、その後、次第に早くなっていき、あのなんとも表現しがたい緊迫感、

サメに襲われる人の恐怖の数十秒を、まるでその場に居合わせているかのように、ものの見事に観客に“疑似体験”させてしまう。




やはり映画というのは、不思議な魔力を持っている--









0 件のコメント:

コメントを投稿