2013年4月15日月曜日

日本維新の会、資金集めのウラ事情

~政界ウラ情報~

今回の話題はココ↓


日本維新の会は、昨秋の結党以来、東京で初めての資金集めパーティを6月6日にホテル・ニューオータニで開く。




6月23日の東京都議会議員選挙、7月21日(予定)の参院選挙を前に、決起大会を兼ねて、国会議員団の資金確保を目論む。パーティー券は1枚2万円で、5千万円を超す収入を見込んでいる。4月中旬からパーティー券を党所属の衆参国会議員に配布し、売りさばく運びだ。






パーティー券の販売がいかにも大阪が出自の日本維新の会らしい。衆参国会議員へパーティー券の販売割り当てが「当選回数×20枚」と決められている。

 日本維新の会所属議員の当選回数別人数は衆議院議員の場合、当選1回36人、2回3人、4回2人、5回1人、6回1人、7回2人、9回1人、11回1人。



参議院は当選4回1人、1回2人。衆・参両院議員経験者が6人いる。当選回数を単純に積み上げると136。これに割り当て枚数の20枚を掛けると2720枚。パーティー券(1枚2万円)収入は国会議員分だけで5440万円となる。最多当選回数の平沼赳夫国会議員団代表の割り当ては220枚440万円分ということになる。販売ノルマを果たせば半額が、議員の政治資金としてバックされる措置がとられている。しかし議員4カ月の初当選組にとっては20枚をさばくのも楽ではない。


日本維新の会国会議員団の松野頼久幹事長名による政治資金パーティー開催概要によると、当日の参加者見込みは1000人程度。国会議員だけで2720枚を超えるパーティー券を売りさばく目標をかかげている。参加してくれなくていいからパーティー券だけ買ってほしいという本音がわかる。党本部を大阪に置く日本維新の会という政党の「大阪仕込みのがめつさ」がよく出ているとは永田町住人の感想であった。





支持率にかげりが出ている日本維新の会ではあるが、パーティー券の引き受け手がどのくらいいるか、その売れ行きが、この党の先行きを占う一つの指標となるだろう。




0 件のコメント:

コメントを投稿